小図書館猥雑目録

某大学漫研部員のエロ漫画話ブログ。

無道叡智『はだいろきぶん』

f:id:ktc5116:20130323041249j:plain 積ん読がたまる一方の今日このごろ、エロ漫画レビューするブログでも作るか!(今まではTwitterにちょっと書いてた)という志を立てたのは、本を読むモチベーションを生み出すという意図もちょっとあったかなあなどと。

 というわけで、無道叡智先生の『はだいろきぶん』のレビューです。RiNからLOへと移籍た作者の、ちょうど横断する時期の作品を収録した1冊。しばらく積んでたので、いつ発行でしたっけね?ギリギリ今年入ってからでしょうか?

 

 肋骨や骨盤などの要所のでっぱりに線が入った少女のスレンダーなボディや、第1ページにぶち抜きでヒロインをどんと配置したとっつきやすい構成が作者の魅力。デジタル作画によるクッキリとした描線。教え子や妹などの関係性だとか恋愛の馴れ初めだとかはまあ置いといていちゃいちゃえっちしちゃうEasyモードな展開の作品が多めですが、LO掲載作では生意気アイドルを薬でハメたり地味っ子をだまくらかしていけない検診をしちゃったりな後味悪めの作品もあり。時には「少し不思議」を用いた余韻を残す作品も見せてくれたりします。

 エロシーンではマイクロビキニなんか着せちゃったりしてスレンダーボディを思う存分まさぐりやらしいポーズをでかでかと描写。自身の痴態に驚くように目を見開いた少女たちを肉棒で小突いてやれば、軽くアヘ顔晒していきション放出、野郎もきもちよ~く膣内にフィニッシュ。中出し溢れ精液トロリも忘れない。作品によって明暗に差はあれど、前述の通り第1ページでその作品の雰囲気というか展開は大体つかめると思うので、好みによって気持ちよく使い分けできるのではないでしょうか。

 

 ところで、LO移籍後の作品を前半に、RiN掲載作品を後半に置いた構成となっておりますが、こうしてみると掲載誌が変わるにあたり作風にも変化があったように思われます。ここでは帯の文句を引用しましょう。 ”ファンタジー要素も多いRiN時代とリアル寄りにシフトしたLO移行と、二つの魅力が詰まったお得な一冊になりました♪” ……はい、その通りです。余談ですがエロ漫画の帯ってかなり的確に内容を表しているのが多い気がするので、迷ったら信用してみるのもいいんじゃないかと考えています。絵柄もそうですが、作風としても、LO掲載作はより「年長者として、あるいはその立場を利用して」主人公たる竿野郎がヒロインに接する、というふうになったように思いました。

 私の好みとしては、生意気アイドルにおクスリ盛って汚いおっさんどもがやりたい放題な『Sweet Juice』が「僕輪姦好きなのかな。」と考えさせられた感じに刺さりました。

はだいろきぶん(茜新社ページ)

 

 なお、今作の末尾に掲載されている『アフターレポート』は、先生の前単行本『オトメマジックオーケストラ』収録の『レポート』の文字通り続編となっております。読んでおいたほうが楽しめるかもしれません。というか、『オトメマジックオーケストラ』で無道先生にハマったワタクシですので、オススメです。妹スキー自称の私も唸った『レポート』の他も、純情ヤンキーなきららちゃんが大変可愛い『おにごっこ』など、こちらも良いものです。

オトメマジックオーケストラ(茜新社ページ)

 

// LOの作品はアマゾンのリンクが貼れない。どしたらいいだろ。